180度を高品質で撮影。Parrot のカメラ付クアッドコプター最新モデル Bebop Drone

コンシューマーにも扱いやすい機能性によって、高い人気を得ているカメラ付きクアッドコプターが、さらなる進化を遂げました。

仏 Parrot 社が新たに発表した Bebop Drone は、カメラ付クアッドコプター AR.Drone シリーズの第3世代にあたるモデル。1400万画素の魚眼レンズ付きHDカメラを搭載しており、180度もの範囲の画像や動画をハイクオリティーで撮影することができます。デジタル処理や独自のアルゴリズムが、乱気流などによる機体の揺れの影響を緩和。安定したカメラ・アングルを維持し続けます。

操縦にはこれまでのモデル同様、スマートフォンやタブレットを使用します。機体のカメラが捉えた映像をリアルタイムで確認できる仕様なので、的確に操ることができるでしょう。通信にはWi-Fiを用いるので、操作できるのはWi-Fiの通信範囲内ということになりますが、別売りの専用コントローラー Skycontroller を使うことで2km圏内での飛行が可能になるとのこと。このコントローラーは、最近注目を集めているバーチャルリアリティ・ヘッドセット Oculus Rift に対応しており、これを使えば完全主観映像で操縦できるようです。

最大飛行時間は12分。GNSS（衛星測位システム）を使った自動飛行や自動帰還の機能も搭載しています。

Bebop Drone は、今年の第4四半期に発売される予定。クアッドコプターはソチ五輪の空撮にも導入されるなどさまざまな領域に浸透し、世界的なブームになりつつあります。そんなタイミングで投下される Bebop Drone が、このカテゴリーにおける本命モデルとなるかもしれません。

製品名

Bebop Drone

メーカー

Parrot

価格

未定

発売日

2014年第4四半期