
パッチンライドと読みます。あっという間に自転車のパンクを直してしまう道具です。ホイールを自転車から外す必要もなく、60秒以内に直してしまうとメーカーは申しております。すごい。
動画を見ていただくと一目瞭然ですが、直し方が大胆です。パンクしたタイヤの外側から、patchnrideの先端をグサッと差して、中に(たぶん)液体の合成樹脂を注入。すぐに固まってチューブの穴を塞いでくれるというわけです。
なるほど!とうなずけるシンプルなアイディアですが、あまりにシンプルなので、ホントにうまくワークするのか半信半疑になってしまいます。おそらくパッチの材質にこそ秘密があるのではないかと思いますが、どうなんでしょうか。

本体とPatch Pod。
patchnrideで直せるのは直径3mmの穴まで。けっこう大きい穴ですよ。
そして直せるタイヤは、クリンチャー(チューブを入れて使う普通の自転車タイヤ)はもちろんのこと、チューブラーでもチューブレスでも使えて、ロードバイクの細いタイヤだけでなく、MTBやクルーザーやファットバイクのタイヤでも使えるそうです。
パッチはPatch Podという1回使い捨てのカートリッジに入っていて、直すタイヤの種類に応じて、専用のPatch Podを使い分ける仕様です。

Patch Podがもう少し小さいともっといいなとも思うが、それは贅沢か。。
チューブラータイヤをホイールから外すことなく直せるというのは、メーカー自身も世界初だと主張していますが、少なくともかなり画期的なことのはずです。
これで強度的にもある程度信頼がおけるということになると、レースやライドイベント、ロングツーリングなどのパンク対策として、本当に強力なソリューションと言えるのではないでしょうか。
で、実際のところどうなのか。非常に気になる新製品です。今秋発売予定で、ただいま予約注文受付中。patchnride 1個に、Patch Pod 2個、Leak Detector(パンク箇所を特定するための液)2個が付いたセットで、(予約価格として50%オフで)$25とのこと。早く使ってみたいです。
- 製品名
- patchnride
- メーカー
- patchnride, LLC
- 予約価格
- $25(米国外への発送は送料$20が追加される)