驚きの超軽量。手のひらサイズの自転車用ポンプ iPump Micro

これは世界最軽量レベルでしょう。驚異的に軽くてコンパクトな自転車用のポンプが登場しました。

現在 Kickstarterにてプレッジを募集しているのが、iPump Micro と名付けられた携帯用のポンプです。ご覧の通りの手のひらサイズで、重さはなんと21g。シリンダーにも内部のピストンにもカーボンファイバーを採用し、耐久性を損なうことなく超軽量化を実現しました。また、内部の構造をシンプルにすることでシリンダーの容量を大きく取っており、これによって最大空気圧150psi/11bar/1000kpaまで入れられるようになっています。これなら、高い空気圧が求められるスポーツ～レース用の自転車にも対応できそうです。

空気を入れる時は、本体に収納されているエア・チューブを引っ張り出します。タイヤに接続するコネクタも独自に開発されたもので、アルミ製。仏式、米式、英式の3種類のバルブに対応しているので、ほとんどすべての自転車で使えます。

ボディーが超小型なので、たくさんの空気を入れるのには不向きでしょう。しかし、いままでポンプを携帯する習慣がなかったアーバンサイクリストが常時携帯するとか、ロードレーサー乗りがスペックを理解して使うのには、すごく面白い製品だと思います。

ちなみに、開発者のモリス・オストロウ氏は東京在住。このiPump Microは日本発のプロダクトなのです。

iPump Micro は、Kickstarterにて目標額だった1万ドルの調達を達成。プレッジはまだ募集中で、2014年1月より製品のデリバリーがスタートします。

製品名

iPump Micro

メーカー

Morris International.

価格

$85（送料含む）からプレッジ可能（2013/12/11現在）