スマート鍵の開発プロジェクト 246 始動。第1弾は南京錠型の Padlock
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スマートフォンを鍵として使う錠前、いわゆるスマートロックを開発する国内発のプロジェクト「246」が始動。その最初の製品が発表されました。
第1弾として発売されるのは、クラシカルな南京錠型のモデル 246 Padlock。無料の246アプリを入れたスマホで錠前の開閉を行います。これによって鍵を持ち歩く煩わしさから解放されるというわけです。自転車用のロックなどに使えそうですね。
リチウム電池のCR2を使う仕様で バッテリー稼働時間は約半年間(1日10回程度の開閉を想定)。シンプルなデザインながら、ボディには本革を使った装飾が施されています。アイボリーホワイト、ストーングレー、ランプブラック、ナイトブルー、ボルドーレッドの5色展開。12月初旬よりネット上にて予約受付がスタートします。
この 246プロジェクトは、クリエーターとユーザー、企業などが共にアイディアを出しながら製品を形にするプラットフォーム amidus から生まれました。246 Padlock はコンセプトモデルという位置付けで、ここを起点にしてプロジェクトを発展させていくのだそう。スマートロックをどう使うか、アプリにはどんな機能があったら便利か、スマートロックに求められる形態とは――寄せられた意見をもとにして、次のプロダクトの開発や、アプリのアップデートが行われるのです。
スマートロックはさまざまなモデルがありますが、フィードバックを受けて進化する点に246プロジェクトの特性とおもしろさがあると言えるでしょう。今後の展開にも期待したいですね。
- 製品名
- 246 Padlock
- メーカー
- 電通ブルー