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日々のランニングにちょうどいい。手首で心拍数を測るフィットネスウォッチ Mio ALPHA 2

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日々のランニングにちょうどいい。手首で心拍数を測るフィットネスウォッチ Mio ALPHA 2
mioalpha2

手首で心拍数を測ることができるフィットネスウォッチ Mio ALPHA 2 がリリースされました。計測した心拍データは、Bluetooth SMARTでスマホのさまざまなフィットネスアプリ――RunKeeper、STRAVA、miCoachなどなど――と連携できるほか、単体でも3軸加速度センサーを持ってるので速度や距離を計測することができます。
旧モデルの Mio ALPHAには、この単体で速度・距離を測る機能がなかったのですが、Mio ALPHA 2 になって、スマホはポケットの中にしまったままで、ペースと心拍数を確認しながらランニングすることができるようになったわけです。

これはイエローモデル。表示内容は必要最小限でシンプル。

これはイエローモデル。表示内容は必要最小限でシンプル。

距離や速度、ペースなどはGPS機能が付いていた方が正確に計測できますが、GPSを積むとボディがデカくなり、重量は重く、価格は高くなります。日常的なランのトレーニングならば、GPSはポケットやバッグの中のスマホに任せておいて、ランニング中は簡易的に3軸加速度センサーによる情報が確認できれば十分、というのは合理的な判断のひとつだと思います。Mio ALPHA 2 の良さは、きっとこういう「ちょうどいい」デザイン=落とし込み方ではないでしょうか。

その他の機能も現実的な範囲で充実しています。
単体で内蔵メモリに最長24時間分のデータを保存でき、(リアルタイムでアプリと連携することもできますが)あとでスマホと同期した際にはデータが自動転送されます。
電池はUSBによる充電式。心拍センサーを使わなければですが、最大3ヶ月持つとのこと。
心拍ゾーンはLEDが色で教えてくれるそうで、これなら高価なカラーディスプレイを搭載しなくてすみます。ダブルタップでバックライトが点灯するというのも気が利いています。
そして、これもちょうどいい、30m防水仕様。どんなフィールドでも気兼ねなく使えそうです。

こちらはブラックモデル。

こちらはブラックモデル。

やり方をミニマル方向に振るなら、Mio ALPHA 2じゃなくて、同社からリリースされているMio LINKというディスプレイのない手首に着ける心拍センサーを使い、データの参照はスマホのアプリで全部やる、というのが自分のニーズに合うという人もいるでしょう。

また、他社製品でも、手首で心拍数が測れるデバイスというと、アディダスのmiCoach SMART RUNmiCoach FIT SMART、さらには Apple Watch なんかが思い浮かびます。ちなみにアディダスの miCoach SMART RUN と FIT SMART に使われているのは、実はMio Global社がロイヤル・フィリップス社と共同開発した心拍センサー。Mio ALPHA 2 は、そんな心拍センサー技術を自社ブランドの製品で展開しているフィットネスウォッチなのですね。

いろんな選択肢ができたことで、心拍トレーニングがいろんな人にとって身近なものになってきたように思います。

製品名
Mio ALPHA 2
メーカー
Mio Global
価格
¥27,500(税別)
購入
フォーカルストアほか

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