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ユーザーの創造力を刺激するミニマルでタフなバックパック。KS ultralight gearのR-50

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ユーザーの創造力を刺激するミニマルでタフなバックパック。KS ultralight gearのR-50
ks_R-50

愛知県小牧市在住の Laurent Barikoskyさんがハンドメイドするウルトラライトギアの工房 KS ultralight gear。知る人ぞ知る的なブランドなのですが(告白するとgearedは先日、某海外のブログで拝見するまで存じ上げませんでした。。)、バックパック、ウェストパック、ヴィヴィ、タープなどを展開しています。とくにバックパックのラインナップはかなり充実。典型的なウルトラライトパックのスタイルをベースに、サイズやファブリックの選択、ウェストポケットなどの組み合わせで、ユーザー好みにカスタマイズできるKS packs(30、40、50L)が代表作ということになるのでしょうか。

レイ・ウェイ・パックの進化形と言えるKS packs。

レイ・ウェイ・パックの進化形と言えるKS packs。

クロージャーが横一文字で止水ジッパー仕様のKS 27 Z / 35 Zもシンプルでスタイリッシュ。また、KS Packsをさらに超軽量のSUL(SUB ULTRA LIGHT)仕様にしたKS 3は30Lで最小重量が158gしかありません。他にもデイパックやクライミングパックなど、個性あるパックが並んでいます。

シンプルなKS 27 Z / 35 Z。

シンプルなKS 27 Z / 35 Z。

そんなKS ultralight gearの新しいモデルが、冒頭の写真のR-50。
このバックパックがフォーカスしているのは超軽量性よりはむしろ、ミニマルなデザインとタフであること。1000Dのコーデュラファブリックで構築されていて、フロントにもサイドにもポケットはなく、代わりに長いデイジーチェーンストラップが左右に2本並んでいます。

スノーシューをサイドコンプレッションベルトで固定している。

スノーシューをサイドコンプレッションベルトで固定している。

クライミングからスルーハイク、バックカントリースキー、海外旅行などなど、ユーザーの工夫次第で多目的に使い倒せる道具を目指しているのでしょう。
メイン室に入れにくい大きなギアは、オプションのメッシュパネルや、サイドコンプレッションベルトなどでくくりつける想定です。

メッシュパネルはオプションで用意されている。

メッシュパネルはオプションで用意されている。

トップはドライバッグのようなロールクロージャーで、荷物量に応じて35~50L程度の間で縦の長さを調整でき、ロールクロージャー両端のバックルはショルダーハーネスと連結されてロード・リフター(スタビライザー)ストラップのような働きをするようになっています。
コーデュラの質感が非常に安心感を与えてくれますが、重量も比較的軽く、590gにとどまっています。

最小サイズまでトップをロールした状態。クロージャーのバックルはハーネスに接続される。

最小サイズまでトップをロールした状態。クロージャーのバックルはハーネスに接続される。

この「好きなように使ってください」感が、非常にユーザーのクリエイティビティを刺激してくれます。自分の遊び・自分の旅を作ってみよう!と語りかけてくる、魅力あるバックパックだと思いました。

製品名
R-50 Pack
メーカー
KS ultralight gear
価格
17,900円(税別)~

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