上半期ベスト5に続きまして、2014年下半期に掲載したgearedの記事で、たくさんの方に見ていただいたベスト5です。
第5位 Mio LINK
スポーツコンピューターや活動量計、スマホのロガーアプリなど、自分のアクティビティを記録するのはもちろん、それをSNSでシェアすることがすっかり日常風景化したのが2014年だった気がします。そんな中、心拍トレーニングにも注目が集まり始めたものの、でも胸に心拍計着けるのは煩わしい…というわけで、リストバンド型心拍計Mio LINKです。
記事：スマホやスポーツコンピュータと連動するリストバンド型心拍計 Mio LINK
第4位 Patagonia Nano-Air Jacket & Hoody
2014年秋冬アウトドアウェアのトピックと言えば、Polartec AlphaやFullRangeなどの通気性の高い化繊系中綿を使ったインサレーションウェアがブレイクしたこと。このトレンドをリードしたのが、パタゴニアのNano-Air Jacket & Hoodyでした。こまめな脱ぎ着が推奨されるのがこれまでのアウトドアウェアでしたが、この手の新しいウェアは違いました。
記事：「着っぱなし」が推奨されるパタゴニアの化繊系インサレーションウェアNano-Air Jacket & Hoody
第3位 goTenna
これは画期的でした。スマホが圏外の場所にいるときでも、長波の電波を使って、メッセージをやり取りできるという無線デバイスです。山中や海の上などで使えたら、仲間と連絡が取りあえるし、遭難対策にもなるでしょう。ぜひ日本でも使いたいところ、なのですが。。
記事：「圏外」でもスマホでメッセージをやり取りできる無線デバイス goTenna
第2位 SUUNTO CORE CRUSH
2014年はCORE CRUSHのニューモデルが登場しました。スマホやスマートウォッチの時代が来ても、アウトドア専用ウォッチの人気は絶大なのだと思い知らされた人気記事になりました。GPSを搭載せず必要十分な機能をコンパクトにパッケージした使いやすさと、デザインがよかったのでは？
記事：SUUNTO CORE CRUSHの新作はミニマルなベゼルとカラーリングが魅力
第1位 SUUNTO AMBIT 3
またSUUNTO。すごい。知ってたつもりで、知らなかったのかもしれません。彼らのフラッグシップモデルと言えるGPS搭載スポーツウォッチAMBITの最新モデル。ユーザーの注目度はかなりのものでした。スマホやスマートウォッチが台頭する時代に、スポーツウォッチはどんなメリットをユーザーに提供できるのか？ そんな時代の転換期に投入されたSUUNTOからの回答がこの製品ですね。
記事： 新登場のSUUNTO AMBIT 3 が Bluetooth Smartを搭載した意味
以上が2014年下半期のベスト5でした。上半期ベスト5もあるので、お見逃しなく。
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2010年代に入ってから盛り上がってきたいろんなカルチャーやアクティビティが、ひとまず来るところまで来たのが2014年だったのかなあ、と geared はぼんやり感じています。トレイルランニングの人気とか、Kickstarterに端的に集約されるメイカーズムーブメントとか、サードウェーブコーヒーやポートランドに代表される米国発の生活文化ムーブメントとか、、いずれもそれらが本格的に人々の間に知れわたるようになった感が2014年はあったかなと思ったりしています。
2015年は、上記のような文化・運動とはまた違う、新しい種子が「ふたば」を広げる年になるのではないか、そんな年になると楽しいだろうなと思います。
きっとそれらの種子はもう、知らないところで撒かれていて、芽も出たりなんかしてるんだと思うのです。まだみんな気がついていないだけで。でも、「ふたば」が出てきたりすると、そろそろそれを発見できるようになります。gearedは、そんな「ふたば」を見つけていきたいと思っています。そして、そんなのを見つけた人や、むしろ自分で種子を撒いたという人がいたら、ぜひ、geared にもFBとかTwitter経由で教えていただけたらうれしいです。
2015年も geared をどうぞよろしくお願い致します！
